生徒Today

磐農米の生産について 2019-11-05 [ah104]

 今年度の磐農米の生産は園芸科3年の作物専攻班8名を中心に1~3年の園芸科と生活科学科が行っています。

 田植え後は4・5・6月と天候が良く、稲の生育は順調でしたが、夏の長雨・高温・台風によって、見込んでいた収穫量よりは少なかったです。例年と比較するとやや良い収穫量だそうです。

 5月下旬には全4学科の1年生による「田植え」、6月下旬には稲を使った「田んぼアート」がありました。

 品種は「コシヒカリ」と特別栽培米で鉄コーティングを施した「天のつぶ」の2種を栽培しています。

 収穫後、校内において乾燥・調整作業を行いコメ等級士による検査で、すべて1等米に認定されました!放射能検査もすべて以上なし!です。

 学校で獲れたお米はすべて小売りで11月1日から始まったインターネット販売11月10日(日)の公開文化祭(磐農祭)、総合実習による販売実習で販売しています。

 8年前には山形で行われた日本一おいしい米コンテストでは農業高校の部にで日本一に輝きました!味、香り、食感もよく、地域の方々にもおいしいと評判で、うれしいことにリピーターも多数いらっしゃいます。

【販売価格】

品種規格(kg)

価格(円)

コシヒカリ玄米308000
玄米10

2700

天のつぶ玄米30

7500

玄米102500

詳細は学校へお電話ください。

 

 学校で生まれて育った肥育牛の「みこい」が11月10日(日)に開催される磐農祭にて販売されることが決定しました!

 「みこい」は平成28年4月5日に学校で生まれ、飼育専攻班を中心に育てていました。10月に出荷し、格付けされるとA5ランクをいただきました。

 植物、動物に係わらず生き物を育て命をつなぐ学習の一貫として牛肉販売を行います。文化祭へお越しの際にはぜひ、お立ちよりください。

 

 

令和元年9月12日16時30分頃、本校で飼育している親牛の「きよこ」という牛が子牛を出産しました。

母きよこは、去年の7月に鹿児島から新たな繁殖牛として飼う事になった牛で昨日が初のお産でした。畜産の担当の先生は非常に心配してお産を見守っていたそうです。出産予定日では9月7日でしたが初のお産ということもあり5日遅れで出産しました。

現在は親牛も子牛も問題なく、健康に過ごしています。

また親牛は次のお産に向けての準備をしており、生まれた子牛は女の子で愛称はまだ未定のようです。

 

親牛の出産には担当の先生と3年生と1年生の生徒が立ち会いました。

3年生の生徒にインタビューをしたところ、

「無事に生まれてきてくればいいな」という思いでいっぱいでしたが子牛が生まれたときには達成感があったと話してくれました。

子牛が初乳を飲むまではみんなで見守っていたそうです。

 

これから、この子牛が元気に育っていけるように見守って生きたいと思います!

 

 7月10日に本校で、福島県学校農業クラブ連盟技術競技大会の平板測量競技と農業情報処理競技が行われました。

 今回は、8月22・23日に秋田県で開催される東北大会への切符を手にすることができた平板測量チームへ、取材に行ってきました。

 まず、平板測量とは

 25分以内にある区域の面積を、三斜法と三辺法の2種類の方法で測ります。速さと正確さで優劣をつけ、その2種類で求めた結果に誤差がなければ高い評価を得ることができます。

 3人一組で1人補欠として出場し、それぞれ器械手、助手、ポールの担当に分かれます。

測量競技①

 東北大会の切符を手にしたAチームの3年緑地土木科の山形桃華さんに、インタビューをしました。

 山形さんは「今回の県大会は、3年生になっての新チームで去年とは違うポジションだったので不安だったけれども、実習や放課後の時間を積んでチームワークが深まりました。」や「練習では誤差が生じることがあり、原因を解決することや、誤差が大きければ勝負にならないことがプレッシャーにつながったことが難しかったです。」などとお話しされていました。

今後の意気込みについてお聞きすると

 「これから今まで以上に練習に取り組み、県大会では誤差が10cmだったが東北大会は10cm未満で25分以内に収まり切りたいです。応援よろしくお願いします。」とのことでした。

平板測量競技②

 6月19日20日に「令和元年度福島県学校農業クラブ連盟技術競技大会 家畜審査競技」に参加してきました。

 学校農業クラブとは全国の農業高校で組織されるクラブです。学校農業クラブでは様々な活動が行われ各種大会も開催されております。その中で家畜審査競技は4頭の成牛と4頭の育成牛の体型を見たり、触れたりし総合的に良い順から順位をつける競技です。種目は「肉用牛」と「乳用牛」に分かれております。

 結果は最優秀を逃したものの肉用牛の部で2名、乳用牛の部で2名の選手が優秀に入賞しました。

今回、出場した三年生へインタビューをしました。

「今回は昨年に比べて難易度が高く、見分けるをことが難しかった」や「農業高校ならではの大会に出場することができた。この経験を生かしたい」と話していました。

(写真は本校の牛です)

 令和元年6月7日(金)に販売会を実施しました。

今回はイオンモールいわき小名浜の1周年記念ということでお声をかけていただき、販売会を実施しました。

今回、販売した商品は鶏卵、マドレーヌ、カルピー、なしジャム、いちごジャム、なし酢などです。

1周年記念ということもあり、店内はお客様でにぎわっておりました。

その中、多くのお客さまが足を止めてご購入いただきました。

売れ行きもよく約2時間で完売しました!!

ありがとうございました。

次回の磐農ストアにも是非お越しください!

本校の野菜苗はいかがですか?

本年度も本校でたくさんの苗ものを販売します。

野菜の苗は

 長ナス、水ナス、米ナス、ピーマン、シシトウ、トウガラシ、大玉トマト、中玉トマト、ミニトマト、キュウリ、大玉スイカ、小玉カボチャ、コリアンダー、パセリなどで価格は1本70円になります。

 

 

 

 

 

 

野菜苗の販売は

 「春の農産物販売会について」をご覧ください。

ぜひ、お越しください!お待ちしております!!

 

 

 

 

 

 

本校で現在、カーネーションを育てています。

ハウスの中で去年の11月からの半年間、園芸科の生徒や先生方が大切に育ててきました。

温室

 本校で育てている花は季節によって異なります。カーネーションだけでなく秋冬にはシクラメンも育てています。

カーネーション 全体

 カーネーションは5号鉢で1鉢 500円で販売となります。担当の先生は「母の日に合わせて買っていただければ」とお話しされていました。カーネーションは全種で9種類あります。

カーネーション 赤

また、サルビア、マリーゴールド、ベコニアなどの花苗も販売する予定です。

花苗花苗 全体

 皆さん、磐農で育ったカーネーションをお母さんにプレゼントしてみてはいかがでしょうか!

 

【内容】

生徒Today

   平成31年3月に本校に、ヤギが2頭やってきました。

  2頭は姉妹で角あるほうが「ひなこ」 角のないほうが「はなこ」といいます。

  担当の先生は「世話をしている飼育専攻班以外にもヤギの成長をぜひ見てほしい」ことや「本校で飼育する生き物が増えたので本校に興味を持つきっかけになればと」とお話されていました。

こんにちは、流通実践班です。

 3月5日に、一年生の食品流通科生徒を対象に、「いわき市の伝統野菜」講習会を開催していただきました。

 今回はその内容と、受講した一年生へのインタビューを投稿したいと思います。

 

 はじめに、いわき市の農業についてお話がありました。いわきの野菜は、2011年3月11日に発生した、東日本大震災以降、福島第一原子力発電所事故に伴う放射性物質の風評被害により消費者にあまり購入されなくなってしまいました。そこで、いわき市では「魅力アップ!いわき情報局魅せる課」さんが、いわきの農産物のPR活動に取り組んでいます。

 次に伝統野菜についてです。福島県の伝統野菜では「会津伝統野菜」がよく着目されますが、実はいわきにも「70種類」に及ぶ伝統野菜が存在しています!

 しかし、種が少なく、なかなか皆さんの口に届くまで流通しないのが現実なんです。

 伝統野菜は作らないと種を次の代に繋げることができずに消えて行ってしまいます。

 昔あったものを食べて次の世代に繋げなくてはなりません。

 講師の皆さんのお計らいで、伝統野菜を使った凍み餅と、ピクルス、ドレッシングをいただきました。どれも今まで味わったことのない味や食感で、実際に食べると伝統野菜をより身近なものに感じることができました。

 

【生徒Todayのインタビュー】

Q1 講習前に伝統野菜と聞いた時、何を思い浮かべましたか?

A1 古いのかな?昔からあるものなのかなと思いました。

 

Q2 講習を聞いたあとで、伝統野菜についてイメージは変わりましたか?

A2 伝統野菜自体が少ないと思っていたが、たくさんの種類があることを知りました。

 

Q3 講習を聞いて、印象に残ったことはありますか?

A3 あんこがとてもおいしかったです。

    ゴマドレがかかった野菜、ピクルス、じゅうねんのタレと砂糖醤油ののった餅のどれもがおいしくて印象に残りました。

 

Q4これからやってみたいことはありますか?

A4ユウガオや小豆(むすめきたか)を作ってみたいです。

  伝統野菜が少なくなっているので、生産者と本校が協力して伝統野菜の生産量を増やしていけるといいです。